【摂食障害の妊娠をどうする?】

妊娠30週を過ぎて、胎児の成長があまりよくない。母体もつわりの時期から嘔吐が続いていて体重増加も40キロから44キロで止まっている。

まあ、妊娠中に、母の体重が、まったく増えない方がいても、お産では3000グラムの子を産むこともあるから、母の体重増加は、それほど心配しないけれど、胎児の成長は、気になります。

早めにNICUのある施設への転院も考えたが、入院して食事の見直しなどを行うことにした。

そこで驚いたことは、嘔吐は、つわりや胃の状態ではなくて、摂食障害だったのです。
中学生のころから10年以上嘔吐を続けていたという。

何を食べているのかな?「お菓子です」
「なるほど、それは、よくわかるよ。では、ちょっと、これを飲みながら、赤ちゃんに必要な栄養源である肉と卵中心の食事にしてみましょう。」
もともと鉄剤も飲んでもらっていましたが、ビタミンB群をたくさん加えました。

数日で、嘔吐は、しなくなり、彼女の表情も明るくなりました。
やれそうですという言葉を信じて退院して、糖質制限、肉食系にシフトしてもらいました。

赤ちゃんは2000グラムやっとでしたが、母は、自信を取り戻して、1か月検診では赤ちゃんは、十分大きくなっていました。
長い摂食嘔吐の生活から抜けて、表情がまるで変っていました。

甘いものがやめられない方は、本当に鉄、ビタミンB群などが不足していますね。もっと早く気がつけばよかったと反省しています。