「いいお産したい。」これは宗田マタニティクリニックの原点です。当院では自然なお産と親子のふれあいを大切にしています。| 宗田マタニティクリニック(産婦人科)

低用量ピル

低用量ピル

平成11年9月より日本でも認可された経口避妊薬です。ホルモンの種類も様々で使用者に適したピルを選ぶことが出来ます。低用量ピルの特徴としては、飲み忘れなければ避妊が確実にできる・使い方が簡単・費用が安い(当院では2,500円/月)・副作用が少ない・性感を損ねない・女性自身が避妊できる等様々な利点があります。

低用量ピルは数ある避妊法の中で、唯一排卵を抑制することを目的とした避妊法なので避妊効果が非常に高いです。皆さんが一番気になる副作用に関しては、現時点では血液の循環を悪くする作用があることがわかっており、血栓というものが出現して、血管を詰まらせるという血栓症の発生頻度が高くなるという報告があります。ただ日本では発売5年たちましたが、重篤な血栓症の報告はなく非常に確率が低い事が考えられます。ただ、定期的な血液検査は受けて下さい。
又、乳癌の発生率が増加する報告もありますが、これも日本では明確なデータはなく家族歴や既往歴に問題なければどなたでも気軽に開始する事が出来ます。 逆に卵巣癌や子宮体部癌の発生率は低くなる事がわかっていますので婦人科疾患はトータルすれば逆に減少する事もわかっています。
マイナートラブルとしてはむくみや、吐き気等ありますが、いずれも一時的な症状で大抵の方が内服している間に慣れてしまう事が多いです。体重増加もむくみから2kg程度増える可能性がありますが内服中止によりすぐ戻ります。なので皆さんが気にしている劇的に太る等の心配は以前の中用量ピルに比べるとかなり改善されています。

逆に当院では避妊は当然の事ながら、それ以外の低用量ピルのメリットに注目しています。月経困難症(生理痛)の改善・にきびの改善・PMS(月経前緊張症)の改善がそれにあたります。
特に子宮内膜症の抑制効果に関してはチョコレートのう腫を併発している進行した方でも、抑制効果が高く、完全に治す為には手術が必要ですが、妊娠希望無い方なら低用量ピルだけでも充分改善の期待ができます。
又、アダルトニキビと言われる月経前に増加するにきびはホルモンコントロールが必要です。それにも低用量ピルの治療効果が非常に高い事が当院の治療成績からわかってきています。

是非、妊娠希望の無い方は誰でも気軽にご自身のライフスタイルをより良い物にする為のひとつのアイテムとしてご使用下さい。
今はまだ日本はわずか妊娠可能な年齢の方の2%程しか内服していませんが、今後はこの様なメリットを理解する方が増えれば欧米諸国の様に低用量ピルの恩恵を受ける事が出来ると思います。

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