人工授精
人工授精とは、通常の性交渉によらず、人工的に精液を子宮内に注入することです。夫の精液を使用する配偶者間人工受精(AIH)と夫以外の健康な男性の精液を使用する非配偶者間人工受精(AID)の2種類があります。
● AIHは主に次のような場合に行われます。
- 精液状態が悪い。
- 精子減少症や、運動性が悪い、量が少ないなど、精液状態が悪く、通常の性交では受精が難しいとき。
- 精子濃度が1cc中1000万以下とか運動率が30%以下のケースの場合など、すぐにAIHをすることもあります。
- 精子と子宮頸管粘液の適合性が悪い。
- 性交、射精に障害がある。
- 正常な性交ができない場合など。
- 原因不明の不妊症
- 他の方法で妊娠しない場合に、AIHで妊娠することもあります。
■AIHの方法
排卵日にあわせて、金属やゴムのチューブ付注射器で子宮膣内に精液を注入します。
注入後はしばらく安静にします。
精液の性状によって、うすめたり、濃縮したりすることもあります。ふつうは採取後1時間くらい後の精液を使います。
AIH後は精液のために、子宮に痛みを感じることもあります。
妊娠率はケースによりますが、5~10%くらいで、今では体外受精の方が上です。
■AIHの費用
人工授精は、自由診療(全て自費) 20,000円 (税込)です。
お気軽にお問い合わせください。0436-24-4103受付時間 9:30-12:00/15:00-16:30【診療日】
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