「75歳・超人的健康のヒミツ」江部康二氏 渾身の書が発刊

糖質制限23年の、江部康二氏の渾身の書が発刊。

75歳・超人的健康のヒミツ 「スーパー糖質制限」の実践

日本糖尿病学会は、昨年ガイドラインを改定、「2型糖尿病に低炭水化物食は有効である」としました。そこには6-12か月に限るという注釈がありました。

 私もそうですが、糖質制限は、何年でも続ければ効果は続きます。江部康二氏は、その体現者です。

糖尿病学会は、2019年従来主張していた栄養素比率、炭水化物60%推奨を、急に根拠がないとして削除しています。

 今回のガイドラインでは、糖質制限食を容認したわけですが、期間限定としているところを、江部康二氏は、実践者として23年の実績を明らかにしているのです。

 糖質制限は、本人がうまくいっていると実践者はあまり公開していませんので、貴重な証明ですね。 

https://koujiebe.blog.fc2.com/blog-entry-6778.html

本書の前書きには、

「2019年の国民健康・栄養調査によると、日本人(20歳以上)の平均エネルギー摂取量は約1900キロカロリーで、

三大栄養素の摂取比率は、「タンパク質:15・0%、脂質:29・0%、炭水化物:56・0%」です。

 厚生労働省は、日本人の理想的な食事の栄養バランスとして、

1日に必要なエネルギーの13~20%をタンパク質、20~30%を脂質、50~65%を糖質から摂取することを推奨しています。

日本糖尿病学会は、今までは、

総摂取エネルギーの40~60%を炭水化物、タンパク質は20%まで、脂質は25%以下を推奨しています。

以前は、糖質60%、タンパク質20%、脂質20%でしたから、少し糖質制限食に歩み寄ったといえます。」