中絶かインスリンの選択を迫られた妊娠糖尿病の妊婦さん

中絶かインスリンの選択を迫られた妊娠糖尿病の妊婦さん

14週の妊婦さんからお電話をいただきました。
その方は75ℊ糖負荷試験で68、245、120。
( 空腹時血糖値92mg/dl以上、1時間後血糖値180mg/dl以上、2時間後血糖値153mg/dl以上のどれか一つに該当すると妊娠糖尿病と診断)

すぐに「中絶かインスリンか」と宣告されたそう。

その前につわりで食べられない日が続いたためにこういう結果が出たようです。

ですが、医者は、その背景を理解できないようです。
困ったことですが、おかしいと思って相談してきた、彼女は救われます。

そのほかに、言いなりになっているかわいそうな妊婦さんがいることでしょうね。

糖質を取らないままに糖負荷試験をしますと、かなり誇張された結果が出ますので、糖質制限をしている方は、注意をしましょう。

これは、今まで、ずっと火事のない町の消防署員だったのですが、検査でガソリンをまくようなことをしますので、署員が、慣れていないため、出動対応が遅れてしまうのです。

するとすごく高い値が出てします。3-4日間、小さな火事を消火して、少し訓練してから、検査に臨みましょう。

もともと75g糖負荷試験の前には3日間糖質を150g摂取しておくことになっています。

ところが糖質はみんなが取っていると思っているのでこの注意は言わないことが多いのです。

つわりの延長で、検査を受けたり、糖質制限をしていて検査になった場合には、結果の解釈には注意が必要です。

「妊娠糖尿病」と診断されたら、宗田マタニティクリニックにご相談ください。

■宗田哲男とは
千葉県・市原市「宗田マタニティクリニック」院長。
「妊婦が高ケトン状態にあると知的発達の遅れた子どもになる、奇形児が生まれる」という今までの認識に異論を唱え、世界で初めて、胎児や赤ちゃんが「糖質制限」していることを発見。

「ケトン体」の安全性を実証した『ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか』著者。

自身がII型糖尿病を糖質制限食のみで克服。
糖尿病妊娠、妊娠糖尿病を糖質制限により大きな成果を上げている。
http://ketontai.com/

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