管理された分娩

管理された分娩
自然分娩のすぐれた点が見直され、その方法を取り入れる医療施設が増えてきたとはいえ、いまでもまだまだ多いのが計画分娩です。

自然な陣痛の来るのが遅すぎ、骨盤も狭すぎるとなると、母子の安全上ややむをえず陣痛促進剤を使ったり、帝王切開をすることはありえます。

異常事態にそなえるための「不自然」分娩そのものは必要であり、いちがいに否定できません。

しかし、そんな特別なケースでもないのに、スケジュールにしたがって薬剤を投与しワンパターンでやってのける計画分娩となれば話は別です。

自然分娩とはすなわち、この計画分娩と対極にある考え方といってよいでしょう。

宗田マタニティクリニック
宗田哲男
http://www.muneta.org/

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