マタニティのメンタルヘルスのカギは、鉄とタンパク質
産後うつ、貧血だとリスク6割増 気力低下が原因に・・・
毎日新聞の記事です。
産後にうつを発症するリスクが、貧血がない女性と比べある女性は約6割も増えるとする調査結果を国立成育医療研究センターのチームがまとめた。
貧血になると全身の倦怠(けんたい)感や疲れが取れにくくなり、気力が低下するためとみられる。
妊産婦死亡のうち、最も多い自殺の原因の一つがうつ病とされており、チームは「貧血治療で産後うつの発症を抑えられる可能性がある」と指摘する。
妊婦に肉食と鉄剤投与を薦める理由
少しは気がついてほしい。
妊婦は肉食であるべきです。
甘いものが好きな方は、鉄不足です。
鉄を補給すると、甘いものがやめられます。
ピルが世界一普及していない日本女性は、
貧血、鉄不足のままで、妊娠します。
妊婦は、胎児に鉄を大量に提供しますから、
さらに鉄不足になります。
妊婦の頭痛は、鉄剤投与で、ほとんどは治ります。
お産が近い妊婦のフェリチンは、5以下です。
一方、臍帯血のフェリチンは200を超えます。
お産で出血が多いと、さらに鉄不足になります。
これこそマタニティブルー、産後うつの主原因だと思います。
マタニティのメンタルヘルスのカギ
それは、鉄やビタミンB群などの栄養補給であり、
たんぱく質強化、肉食で解決します。
ですから、妊娠中、お米を6から8杯という糖質をたくさん
食べさせる、今の栄養指導は、たんぱく質など必須栄養素が取れない最悪の栄養指導です。
妊娠糖尿病は、胎児が、糖質ではなく、たんぱく質を要求している状態です。食事で解決します。
妊婦こそ肉食で、たんぱく質と鉄をたくさん取らなければなりません。
鶏卵には、糖質はなく、水分を除けば、たんぱく質と脂肪でできているのですが、それだけで、ヒナになります。
胎児、胎盤、臍帯、新生児がケトン体が高いことは、たんぱく質と脂肪が、胎児、新生児の栄養源である証拠です。
早く、栄養指導が、糖質過多から、肉食、たんぱく質強化、鉄不足解消に、根本的に変わることを願っています。