お腹の中にいる赤ちゃんのケトン体値が高いのには理由がある

突然死から身を守る!
「ケトン体」心不全を劇的に減少させる心臓老化ストップ物質

名医とつながる!たけしの家庭の医学-2018年5月15日放送

当クリニックの管理栄養士 林美穂さんのFacebookへの投稿です。

お腹にいる赤ちゃんも、このケトン体値が非常に高いです。
このことが、何を意味するのか考えていかなければなりません。

ケトン体が常に基準値(85以上)を上回った値を維持することは、日常生活や軽い運動をした後でも、心拍数を少なく保つことができるため、心臓への負担が減り、心臓の老化を予防できる!という内容でした。

では、どのようにケトン体を維持すれば良いのか?
については、番組では三日間の断食道場なども取り上げられていましたが・・・

日常的にできる事として、
「プチ断食の時間を睡眠時間を利用して作ることを提案」

例えば、ケトン体が高かった女性の場合、夕食を19時に食べた後、朝7時まで食べなければ約12時間のプチ断食ができ、ケトン体が上昇します。

一方のケトン体が少なかった女性は、夕食後にお菓子を食べている習慣がありました。
こうすると、ケトン体が出なくなります。

この二人を比較した結果、24時間で心拍数に2万回以上の差ができたとのことでした。
つまり、ケトン体は、エネルギー効率が良いため、楽に心臓を動かし心拍数を抑え心臓が長持ちするということです。

ケトン体についての理解を深め、それを利用することは健康体に近づくヒントになるかと思います。
さらには、夕食に糖質を控えた食事を行うことは、この断食時間はさらに延びて効果的になるでしょう。

これからの食事における工夫が色々できそうですね。